夏越大祓 6月30日 午後5時より

神社では毎年6月と12月に大祓神事を斎行しております。

我が国では古くから国の行事として行われていたのが民間に伝わったものであります。

6月晦日に行うのが水無月の大祓又夏越しの大祓(なごしのおおはらえ)であり、12月晦日に行われるのが師走の大祓又年越しの大祓であります。

この神事は半年間にご自身が意識しないままに身に触れた、罪・穢(けがれ)・災厄を人形(ひとがた)に託して本来の姿に立ち返る為の祓であります。

罪とは社会の秩序を犯した意図的行為だけでなく、知らず知らずに他人を傷つけたり、嘘をついたり等の無意識に行っている事も含みます。

穢れとは人畜の死や病気、怪我などに触れることです。

半年間罪・穢・災厄によって徐々に失せていった気を元の正常な状態に戻すのがこの水無月の大祓です。

人形(ひとがた)授与

  • 6月1日より授与所にて授与いたします。
  • 6月29日までにお持ちください。

人形の書き方

  • 人形に名前と年齢をお書きください。
  • 年齢は数え年です。
    数え年は、命を授かった時から数えます。
    つまり、満年齢に1歳足した数となります。
    大祓の日に、誕生日を迎えていない場合は、2歳足してください。
  • 続いて、人形に息を3回吹きかけます。
    これによって、体内の穢れを人形に移します。
  • そして人形で、頭からつま先まで、全身を丁寧になでます。
    具合の悪いところがある場合は、その場所をとくに念入りになでます。
  • 封筒に入れて6月29日までにお納めください。

  • 6月30日午後5時から祓所(はらえど)において大祓式を行いますので、人形を書かれた方は是非ご参列下さい。

茅の輪くぐりについて

大祓式を終えた後、ご参加いただいた皆様には茅の輪くぐりを行い、さらにご自身のお祓いをしていただきます。
茅の輪をくぐることは禊(みそぎ)をして穢れ(けがれ)をお祓いするという意味が有ります。