この度、6月7日の産経新聞に当社の月限定御朱印「大鳥の四季」が掲載されました。
この御朱印の他と異なる点は、「疫病(コロナ)退散祈願」を込めた御朱印であることです。
日本人は古くから、人の力だけではどうにもならない自然災害以外にも、疫病の終息を神様に祈りながら、それらの苦しみを乗り越えてきた歴史があります。
新型コロナウイルスの影響に、多くの人の健康や生活の営みが脅かされる今だからこそ、伝えたい「花鎮め」の思想。
「やすらえ、花や」。花、つまり桜に、ゆっくり咲いていろと呼びかけるはやし言葉です。 昔は、散る桜が疫病神を四方に散らせると考えられ、花を鎮(しず)める「鎮花祭(ちんかさい)」の神事が各地の 神社に伝わっています。 起源をたどれば、崇神(すじん)天皇5年の「国内に疫病多く、民の死亡するもの半ば以上」という日本書紀最初の 疫病の記録へとゆきつきます。古代の律令制では神祇官(じんぎかん)が行う国家的祭儀だったので、花にかける疫 病除けの願いの切実さが分かります。
この度当社では、コロナ禍の今だからこそ、古からの花に寄せる疫病除けの願いを御朱印に込め、ご参拝の皆様へ お届け致します。 当社境内にて咲き誇る四季折々の「花」をテーマに、本年4月から12ヶ月に亘り、月限定御朱印「大鳥の四季」を 授与致しております。 古くから「花の散る時期や季節の変わり目には厄(疫病・厄災)が生じる」とされて参りましたが、当社の御朱印は 毎月、或いは季節の変わり目にも美しい花が咲き誇り、疫病や厄災を祓い清め、お参りの皆様にも、花のように明るく 穏やかな心を取り戻して頂き、日々健康にお過ごし頂きたい との願いを込めて奉製致しました。
□授与日 毎月1日に新デザインを授与開始
□朱印料 1000円
□特 典 12ヶ月分(12枚)を集めた方には特別記念品を贈呈